入居後に介護が必要になった場合は、介護居室や提携ホームへの住み替えを求めるホームがあります。住み替えを行うことは重大な契約変更になりますので、有老協の「有料老人ホーム標準入居契約書」では次の手続きを定めています
①医師の意見を聴くこと
②本人及び身元引受人等の同意を得ること
③一定の観察期間を設けること
④契約内容に重大な変更が生じる場合は、その内容について入居者・身元引受人等に説明を行うこと
ホームを検討する場合は、①住み替えの可能性があるか、②その場合の手続きが入居契約書でどのように規定されているか、を確認してください。
また、住み替え先の居室内容や従来の居室の利用権の取扱い、居室面積が減少した場合の費用調整、追加費用の必要性、などについても確認が必要です。