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入居あれこれ

会員ホームインタビュー記事「蓮田オークプラザ駅前温泉館」

取組み宣言と自主点検

蓮田オークプラザ駅前温泉館

「自分らしく過ごせるやすらぎの住まい」

有料老人ホームへの入居を検討されている皆様にあんしんできる住まい選びをしていただくため、協会で実施している【あんしん宣言】に取り組まれているホームをご紹介します。

 

あんしん宣言とは、法令等に基づき6つの項目について、ホームが自ら点検を行うことで、入居者に安心・安全をお届けするものです。詳細は「こちら」をクリックしてください。
「蓮田オークプラザ駅前温泉館」の【あんしん宣言】は「こちら
」よりご覧いただけます。


今回ご紹介するのは20241月に【あんしん宣言】された、介護付有料老人ホーム「蓮田オークプラザ駅前温泉館」(埼玉県蓮田市)です。JR宇都宮線「蓮田」駅の西口から徒歩2分(約120m)という抜群の立地で、館内には天然温泉(加温、循環、ろ過)があり、利便性とやすらぎを両立したホームです。自立から要介護5まで幅広いご入居者を受け入れ、お一人おひとりに寄り添ったサービスを提供しています。

 

「蓮田オークプラザ駅前温泉館」支配人の吉川真由美さん、入居相談室の林健太さんに、ホームでの取り組みについてお話をうかがいました。

※「蓮田オークプラザ駅前温泉館」支配人の吉川真由美さん、入居相談室の林健太さん。

-温泉や食事を満喫し、ゆったりと暮らす-

事務局:まず、ホームの特徴を教えてください。

 

吉川(「蓮田オークプラザ駅前温泉館」支配人。以下、吉川):「蓮田オークプラザ駅前温泉館」は、「自分が心から入りたくなるホームをつくりたい」という創業者の想いから生まれたホームです。駅前にあるのでアクティブにお出かけができますし、帰ってきたら美味しいお食事と天然温泉を楽しみ、リラックスして過ごしていただけます。温泉は源泉掛け流しで、開放的な露天風呂も備えています。「温泉に毎日入れるから」とご入居を決めてくださる方もたくさんいらっしゃいます。

 

事務局ご入居者はどのように温泉を楽しまれていますか。

 

吉川温泉を利用できる時間は6時〜8時半と16時〜22時で、皆さんお好きな時間に思い思いに楽しまれています。中には、温泉が大好きで1日に3回入る方もいらっしゃいます。また、予約をすれば無料で15時から16時の1時間を貸切にできます。面会に来たご家族が、ご入居者と一緒に温泉を楽しんでいかれることもあります。

 

事務局ご家族も一緒に温泉を楽しめるのは素敵ですね。

 

林(「蓮田オークプラザ駅前温泉館」入居相談室。以下、林):当ホームがある蓮田市は「とかいなか」を自称していて、電車で大宮まで10分、新宿まで42分という利便性を備えながら、豊かな自然を楽しむことができる町です。ご入居者の中には、お仕事をしていてホームから通勤している方もいらっしゃいます。温泉と美味しいご飯がある快適な住まいにお引越しするという感覚で、ご自分らしい生活を続けていただけることと思います。オープンから14年が経ち、介護が必要になったご入居者もいらっしゃいますが、生涯にわたって安心して過ごしていただけるよう、職員一同でサポートしています。

 

館内にある天然温泉「琥珀の湯」

-ご入居者の声を真摯に受け止め、住みやすさを追求-

事務局20241月に【あんしん宣言】を公表していますが、公表した経緯を教えてください。

 

:全国有料老人ホーム協会という知名度・信頼度がある法人が策定している【あんしん宣言】を公表することで、ご入居検討者に信頼できるホームであることをお伝えして、安心していただきたいと考えました。

 

事務局【あんしん宣言】の項目(ホームの運営理念、情報公開、入居者の権利擁護、職員の業務スキル向上、適正な入居契約の締結)の中で重点を置いた項目はありますか。

 

吉川:どの項目にも力を入れているので選ぶのが難しいのですが、ご入居者を尊重するため、「入居者の権利擁護」には重点を置いています。例えば当ホームには、法律家の方、保健所で働いていた方など、専門的な知見をお持ちのご入居者がいらっしゃるので、入居契約書の内容や感染予防対策などについて、さまざまなご意見、ご提案をいただくことがあります。時には厳しいご意見をいただくこともありますが、貴重なお声にしっかり耳を傾け、ご入居者と職員で一緒に考えることで、ご入居の皆さんが暮らしやすく、かつ職員が働きやすいホームになることを目指しています。話し合いの場ではご入居者も本当に生き生きとされているので、活力にもつながっているのではないかと感じています。

 

-身体機能の維持・向上につながる多彩な取り組み-

事務局:【あんしん宣言】の最後の項目にある運営上特に力を入れている事項には、「入居者様一人ひとりを尊重し、安全で安心していただくことができる質の高いサービスを提供します」とあります。この宣言を実現するため、どのような取り組みを行っていますか。

 

吉川:お一人おひとりを尊重することは効率化とは対極にあって、とても難しいことだと思います。だからこそ、当ホームではこのように宣言し、職員一同で心に刻んで仕事に臨んでいます。特にリハビリには力を入れていて、週に1回、常勤の理学療法士が要介護のご入居者お一人おひとりの体の状態を確認し、マンツーマンでストレッチやマッサージ、軽い運動などを行っています。内容は実にさまざまで、平行棒を使って歩行の訓練をする方もいれば、腰に負担をかけずにベッドから起き上がる方法を練習する方もいらっしゃいます。「もっとやりたい」という方も「無理をせず少しずつ取り組みたい」という方もいらっしゃるので、ご様子を見ながら、お一人おひとりのお気持ちやペースを尊重するように心がけています。

 

事務局:個別のリハビリ対応に力を入れていることは、自立支援や重度化予防につながりますね。自立の方に対しては、身体機能の維持・向上につながる取り組みを何かされていますか。

 

吉川:ラジオ体操を行ったりヨガ教室のアクティビティを実施したりして、体を動かす機会を増やすようにしています。また、年に1回は体力測定を開催し、立ち上がりテスト、歩行テスト、握力測定などを受けていただいています。その結果を踏まえ、理学療法士からお一人おひとりに生活上のアドバイスをしています。

 

事務局ホームページには、靴の中敷き(インソール)をオーダーメイドでつくっていると書かれていて、興味深く思いました。詳しい内容を教えていただけますか。

 

吉川:当ホームの理学療法士はインソールマイスターという資格を持っていて、「ご入居者の歩行をサポートするために、お一人おひとりに合わせたインソールをつくりたい」と申し出てくれたのです。そこで専用の機械を導入し、希望者にはオーダーメイドのインソールをつくってお渡ししています(別料金)。作成にあたっては、普段の姿勢、歩き方のクセ、足の形、体の傾きなどをじっくり観察し、時間をかけて少しずつ削って調整しているそうです。

 

事務局:オーダーメイドのインソールを使うことの効果は見られましたか。

 

吉川:実際に使ったご入居者からは、「安心して歩けるようになりました」という声をよくいただきます。転倒しづらくなったり、積極的に歩きたくなったりするので、介護予防につながる効果もあると感じています。

 

大きな窓からの眺望を楽しめる「リハビリルーム」

-丁寧な対話を大切にして安心を育む-

事務局:お一人おひとりを尊重した質の高いサービスとして、他に特徴的なものはありますか。

 

吉川:当ホームはお食事にも力を入れていて、一流ホテルで和食の板長を務めた経験のある料理長が、美味しさにも見た目にもこだわったメニューを提供しています。日替わりの定食メニューのほかに、ステーキなどのちょっと贅沢なメニュー、軽く済ませたい方向けの麺類もお選びいただけるようにしています。それから、ご家族やご入居者同士で会食やパーティーをされる場合は、ご希望や予算に応じた特別料理(別料金)をご用意するサービスも行っていて、とても好評です。料理長は、「ご入居者に美味しく食べていただいて元気でいてもらうことが一番」といつも話しています。

 

事務局会食やパーティーのメニューは、食べたいものを自由に注文できるのですか?

 

吉川:はい。料理長がご入居者と直接話をして、召し上がりたいものを伺っています。そして、料理長自ら市場に行って食材を仕入れ、ご希望のメニューをご提供しています。お料理が大好きで柔軟性のある料理長なので、どんなメニューでも絶対に「できない」と言わないんです。お食事会の場所はメインダイニングのほか、半個室やプライベートダイニングを選んでいただくこともできます。

四季の彩を演出したお食事

事務局最後に、ご入居者と接する上で心がけていることを教えてください。

 

吉川:時間をかけてお話を聞くことを心がけています。ご入居者の中には、とても話が長い方、同じことを何度も話す方もいらっしゃいますが、気がすむまで話していただき、スッキリしていただいたり、安心していただいたりすることが大切だと考えています。23時間続けてお話を聞くこともよくあります。

 

:私は入居相談室で、ご入居を検討している方の相談を受ける役割を担っています。ホームにご入居する際は、質問したいこと、不安に思うことがたくさんあるかと思いますので、一つ一つのご質問やご相談に丁寧にお応えすることを心がけています。また、ご入居相談で聞き取った内容を現場に細かく伝えて、スムーズにサポートを始められるように尽力しています。

 

事務局:「蓮田オークプラザ駅前温泉館」では、ご入居者お一人おひとりのご意見やご希望にしっかり向き合い、きめ細かいサービスで心身の健康をサポートされていることがよくわかりました。これからもご入居者が「安心・安全に暮らせる」ホーム運営を期待しています。本日はお忙しいところお話をお聞かせいただきましてありがとうございました。

※介護付有料老人ホーム「蓮田オークプラザ駅前温泉館」外観写真

「蓮田オークプラザ駅前温泉館」 類型及び表示事項

類型

介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)

居住の権利形態

利用権方式

利用料の支払い方式

選択方式(一部前払い・一部月払い方式、月払い方式)

入居時の要件

自立/要支援/要介護

介護保険

埼玉県指定介護保険特定施設(一般型特定施設)

居室区分

全室個室

介護にかかわる職員体制

2.51以上

 

【お問い合わせ先】0120-077-165(入居相談室)

349-0123 埼玉県蓮田市本町35

「蓮田オークプラザ駅前温泉館」公式ホームページ

 

●職員体制(20255月現在)

理学療法士(常勤1人、非常勤0人)

 

●事業者からの解除事項について

当施設では、契約内容に違反があった場合や、他の入居者様や職員の安全に重大な支障が生じる恐れがある場合には、契約の終了をご案内することがあります。
無断転貸・滞納・施設内ルール違反、または信頼関係を著しく損なう言動があった場合などが該当します。その際はご本人やご家族への説明・協議を行い、転居先の調整も含め丁寧に対応いたします。

【入居後に介護館へ住み替える場合】

駅前温泉館居室で安全に生活できない場合には、介護職員21体制の「介護館」への住み替えをご案内することがあります。
事業者指定の医師や委員会の意見をもとに判断し、必要に応じて観察期間を設けたうえで、住み替え先の体制・費用等をご説明し、ご本人・ご家族の同意をいただいて進めます。

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