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お知らせ

会員ホームインタビュー記事「愛の里サンヴィラ」

あんしん宣言

愛の里サンヴィラ

「より豊かな暮らしを実現するために」

 

有料老人ホームへの入居を検討されている皆様にあんしんできる住まい選びをしていただくため、協会で実施している【あんしん宣言】に取り組まれているホームをご紹介します。

 

あんしん宣言とは、法令等に基づき6つの項目について、ホームが自ら点検を行うことで、入居者に安心・安全をお届けするものです。詳細は「こちら」をクリックしてください。
愛の里サンヴィラ」の【あんしん宣言】は「こちら」よりご覧いただけます。

 

今回ご紹介するのは20214月に【あんしん宣言】された、介護付有料老人ホーム「愛の里サンヴィラ(大分県別府市)」です。

愛の里サンヴィラは、別府の中心部に位置し、山や海にかこまれ緑豊かな落ち着いた環境にあります。19808月に介護付有料老人ホームとして開設されました。今年で42年目を迎え、老舗のホームの伝統を守りながら、ご入居者のニーズに応えられるよう新たな事にも挑戦し続け、終のすみかとして住んでいただけるホームを目指して、日々職員の皆さんが努力されています

 

愛の里サンヴィラの施設長である三浦さんにホームでの取り組みについてお話を伺いました。

愛の里サンヴィラ」三浦施設長

-安心して暮らしていただくために-

 

事務局【あんしん宣言】の項目(ホームの運営理念、情報公開、入居者の権利擁護、職員の業務スキル向上、適正な入居契約の締結)の中で重点を置いた項目はありますか。

 

三浦経営理念です。当ホームは理事長が、『共生』という経営理念を策定しました。共生』に基づき、終のすみかとして選ばれ続ける存在となることを使命として、施設の理念を4つ策定しました。さらにご入居者にも分かりやすくするため、職員全員の言葉を組み合わせて、「豊かに、共に安心できる暮らしを」というスローガンを作成しました。

 

事務局:経営理念を周知する具体的な取り組みがあればご紹介ください。

 

三浦:ご入居者には運営懇談会でスライドを使用しながら説明し、職員にも根付くように面談や面接で理念の確認をしています。入居検討者にはホームページで周知しています。

ご入居者からは、運営懇談会や意見交換会で、共生という理念があるから〇〇をしてほしい、〇〇しなければいけないのではないかと色々なご意見を頂きます。こうしたご入居者からのご要望に応えられるよう、ホーム職員と共に、知恵を出し合いながら実現できるよう取り組んでいます

 

事務局:ご入居者がより豊かに安心して暮らせるよう、お一人おひとりの要望を大切にし、職員の方が実現できるよう取り組んでいることがよく分かりました。

 

-快適な生活環境を提供するために-

 

事務局:あんしん宣言の最後の項目にある運営上特に力を入れている事項として「九州では屈指の居室広さを誇り、入居者様のニーズに合わせての入居が可能。四季折々旬の食材での食事を提供。介護・看護・各種福祉等の資格を持つスタッフと栄養士が常駐し、健康管理・生活相談・看取りまでを充実させています。」とありますが、取り組みの内容についてお聞かせください。

 

三浦:居室の広さは、最低でも40以上あり、ゆったりとしたお部屋で暮らして頂くことが出来ます。入居前にお部屋を見て頂き、ご入居者のニーズに合わせて、個人負担にはなりますが居室のリフォームが出来るようになっています。またご自宅から使い慣れた家具を持ち込んだり、仏壇を置くことも出来ますので、住み慣れたご自宅と変わりなくホームで安心して暮らして頂けるようになっています。ホームに大浴場(温泉)がある為、ご入居者によっては、居室の浴室をリフォームし物置としてご利用いただいている方もいます。お元気な状態で入居した方も高齢になり、現在自立と介護を要する方が半々となりました。最初に入居頂いた居室で、介護が必要になればサポートを受け、看取りまでお過ごしいただくことが出来ます。

 

事務局:ご入居者が、自分が暮らしやすいように居室をリフォームし、快適な居住空間を作ることが出来るのは長く暮らして頂くために大切なことですね。食事についてはいかがですか。

 

三浦:食事の提供については、昨年、諸事情により外部の委託業者に変更したところ、ご入居者から味が落ちたとのご意見を頂き、大変お叱りを受けました。また、外部委託だと食材1つについても施設から要望を伝えても契約上変更は出来ない、通らないことが多く大変苦労しました。ご入居者からは、豪華な食事は外食やケータリングで食べることが出来るから、施設では家庭料理を提供してほしい、味噌汁が美味しければ、漬け物だけでもいい、というご意見を頂きました。コロナで楽しみが食事しかないため何とかしてほしいという要望もありました。施設直営の厨房に戻すため、愛の里を支援して下さる方やご入居者からのご提案を頂き、新鮮な食材の仕入れ先に出会い、良い人材を集めることが出来ました。調理を担当する職員には、入職する前に得意料理を作っていただき味見をさせてもらいました。新たに集まった厨房職員は、愛の里の厨房を立て直すという新たな挑戦に情熱をもって取り組んでいて、「丁寧に作り上げる美味しい家庭料理」をコンセプトに今年10月から施設直営の厨房に戻しました。心配されたご入居者からは、図書館で本を借りてきてメニューのアドバイスをいただいたり、旅館をされていたご入居者からは「おでんはこうやって作るのよ」と食べさせてくれたりしました。施設直営の厨房に戻すと、ご入居者からは食事の度に美味しくなったと感想を頂くようになり、喜ばれるようになりました。ご入居者に満足いただけているので施設直営の厨房に戻して良かったと思います。

 

事務局:毎日の「食」は、生活の活力でもあるので、ご入居者が納得し喜ばれる食事が提供できるようになり良かったですね。ご入居者の要望に応えるためには、職員の努力だけでなく、色々な方の協力のもと実現できたのですね。

 

-いつまでも健康でお過ごしいただくために-

 

事務局:ご入居者が健康にお過ごしいただくために、取り組んでいることはありますか?

 

三浦:コロナ禍でサークル活動や外出など行動制限がある中で、介護予防の運動は、ご入居者同士で話をせず、距離を保ちながらできるため、継続して週3回実施しています。内容は、大分県が作成した「めじろん元気アップ体操」と別府市が作成した「別府エール大分弁体操」を行っています。

めじろん元気アップ体操は、元気な高齢者はさらにいきいきと!介護が必要になった方も再び元気になって自分らしい人生を送れることを目的に、大分県にて作成した筋力アップ効果の高い介護予防体操です。めじろんとは、大分県応援団""を務める大分県のマスコットキャラクターです。

「別府エール大分弁体操」は、体力維持を目的に、屋内でも体を動かすことが出来るよう別府市が作成した体操です。大分弁のガイドに従って楽しみながらご自分の体力に合わせた運動を行うことが出来ます。

難しい運動もある為、ご入居者でも無理なく出来るように施設職員がVTRを再編集し、施設用に作成しました。

最初は、ぎこちなかったご入居者の動きが、回を重ねるごとに自然と体が動くようになり、ご入居者の体力アップにつながっています。

何か楽しみもないといけないのではないかという職員からの提案で、夏休みのラジオ体操のようなスタンプカードを作り、スタンプがたまると施設長手作りの景品をプレゼントするようにしました。

第一弾の景品は、施設長が描いたご入居者の似顔絵、第二弾は、施設の庭に咲いている花を押し花にして栞を作成し、プレゼントしました。愛の里で手作りされたことが分かるよう、プレゼントには、消しゴムはんこで愛の里の印を押しています。ご入居者のモチベーションも上がり、運動を継続して行っていただき、現在スタンプカードは4枚目となっています。

 

事務局:コロナ禍で外出が出来なくなり体力低下が心配される中で、施設内で感染症対策を行いながらご入居者の体力向上につながる取り組みは素晴らしいですね。また、施設長手作りの景品にはご入居者への愛情が感じられますね。

 

三浦:施設内には、源泉かけ流しの天然温泉があります。朝10時から夜21時まで利用でき、5階にある展望風呂からは、別府市街の眺望が楽しめます。ご入居者は、寛ぎながら心も体も癒されています。1階には介護浴室があり、介護を必要とされるご入居者もスタッフのサポートを受けながら温泉が楽しめるようになっています。温泉は炭酸水素塩泉で、きりきず、抹消循環障害、冷え性、皮膚乾燥症に効能があります。

 

事務局:別府は温泉で有名ですが、施設で温泉が毎日入れるのはご入居者の健康増進に繋がりますね。

 

-豊かにお過ごしいただくために-

 

事務局:ご入居者同士の交流についてお聞かせください。

 

三浦:ご入居者は、コロナ禍以前は音楽サークルやカラオケ教室などのサークル活動や趣味の麻雀を通してお仲間を作り楽しく過ごされていました。また時期をみて再開出来ればと思っています。最近は、コロナ感染症の水際対策が緩和され、ご入居者への面会や国内外の往来も可能になりました。個人的に親しいご入居者同士では、お互いの部屋を行き来して交流を深めていらっしゃいます。またレクリエーションも再開し、先日はコキア鑑賞に隣町の公園まで施設が所有するバスでドライブに行きました。久しぶりのお出かけの為、ご入居者はとても生き生きとして目を輝かせていました。レクリエーションは、年間計画で決められていて、11月には紅葉を見に行く予定です。

 

事務局最後にホーム運営で心がけていることはありますか?

 

三浦:経営理念の『共生』に基づいて、施設運営するよう常日頃から心がけています。共生といっても、ご入居者同士の共生もあれば、職員同士の共生もあり、職員とご入居者の共生もあります。外部の方から見て、自分も歳を取ったら愛の里に入居したいと思えるような施設になること。入居されている方には、いつまでもここで生活し続けたいと思ってくださること。職員に関しては、いつまでも愛の里で働き続けたいと思われるような施設になること。そのために、ご入居者の要望に耳を傾け、職員と共に何ができるかを考え、応えられるよう取り組んでいます。

 

事務局:愛の里サンヴィラでは、経営理念を全員で共有し、ご入居者からの要望に応えるために、職員の方々が試行錯誤を重ねながら新たな事に挑戦し、ご入居者が豊かに安心して暮らせるよう取り組んでいることがよくわかりました。これからもご入居者が「安心・安全に暮らせる」ホーム運営を期待しています。本日はお忙しいところお話をお聞かせいただきましてありがとうございました。