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お知らせ

会員ホームインタビュー記事「聖蹟プライムコート東大宮」

取組み宣言と自主点検

聖蹟プライムコート東大宮

「充実した医療支援で安心して暮らす」

有料老人ホームへの入居を検討されている皆様にあんしんできる住まい選びをしていただくため、協会で実施している【あんしん宣言】に取り組まれているホームをご紹介します。

 

あんしん宣言とは、法令等に基づき6つの項目について、ホームが自ら点検を行うことで、入居者に安心・安全をお届けするものです。詳細は「こちら」をクリックしてください。
「聖蹟プライムコート東大宮」の【あんしん宣言】は「こちら」よりご覧いただけます。

 

今回ご紹介するのは20215月に【あんしん宣言】された、住宅型有料老人ホーム「聖蹟プライムコート東大宮」(埼玉県さいたま市)です。

聖蹟プライムコート東大宮は、医療法人財団聖蹟会を経営母体とした、株式会社フォープロプスが20054月に開設した住宅型有料老人ホームです。近隣にはスーパーマーケットや図書館があり、公園も点在していて、自然豊かで住みやすい環境にあります。ご入居者お一人おひとりが安心して生活を維持できるよう介護・医療支援に力を入れ、快適に暮らしていただけるホームを目指して、日々職員の皆さんが努力されています

 

聖蹟プライムコート東大宮の支配人である星野さんにホームでの取り組みについてお話を伺いました。

聖蹟プライムコート東大宮」星野支配人

-健やかな生活をサポートするために-

事務局20215月に【あんしん宣言】を公表していますが、公表した経緯を教えてください。

 

星野(聖蹟プライムコート東大宮の支配人。以下、星野):経営母体が医療法人であるため、ご入居者の健康維持、医療連携に力を入れています。同じ建物内に、介護付有料老人ホームのほか、医療法人財団聖蹟会が運営する介護老人保健施設・内科クリニックがあり、多角的に健康面のサポートを行っています。外部の協力医療機関ともスムーズできめ細かな医療連携の体制を整え、受診時の車による送迎や付き添いサービスを行い、受診から入退院までご入居者が不安を感じないように支援しています。入居検討者の方々に、具体的な医療支援を知っていただき、いつまでも安心して暮らせるホームであることをお伝えするために、【あんしん宣言】を公表しました。

 

事務局【あんしん宣言】の項目(ホームの運営理念、情報公開、入居者の権利擁護、職員の業務スキル向上、適正な入居契約の締結)の中で重点を置いた項目はありますか。

 

星野:ホームの運営理念です。プライムコートを支える4本の柱である、健康・医療・住居・介護のサービスを一体的に提供し、ご入居者お一人おひとりが安心して暮らしていただけるようサポートしています。運営理念は、ホームのパンフレットやホームページで入居検討者やご入居者に周知しているため、ご入居者は入居後も4本の柱を意識されています。

 

事務局:具体的に4つの取り組みについてお伺いします。まず健康維持のために取り組んでいることをご紹介ください。

 

星野:ご入居者の健康を維持するために、運動のアクティビティを取り入れています。体を動かしてなるべく体力の維持を図っていただいています。

代表的なものが、毎週水曜の健康体操教室です。スポーツインストラクターの方をお迎えして、ボールやゴム縄、タオルなどの道具を使いながら体を伸ばし、柔軟性を向上するストレッチやふらつき、つまずきを予防するために足腰を鍛える体操を行っています。午前中は自立の方向けにアクティブな動きを取り入れた体操、午後は要支援や要介護の方向けに椅子に座りながらできる体操と分けて行い、毎回たくさんの方に参加していただいています。

その他、ヨガ教室や気功・太極拳教室も好評です。それぞれ専門家の先生をお呼びして、呼吸法を取り入れながら、心身ともにリラックスすることを大切に、ご入居者には楽しみながら運動していただいています。

また、ホームの周辺は、緑豊かな公園が点在し、道が平らで坂道がなく、歩道も広くきちんと整備されとても歩きやすくなっているため、散歩を日課にしているご入居者がたくさんいます。ご入居者は、自然豊かな環境を気に入っている方が多く、自立の方はもちろん足元に不安のある方も安心して四季折々の風景を楽しみながら散歩をしていただくことができます。ご入居者は公園に立ち寄ったり、ヘルシーロード(歩行者専用歩道)を歩きながら、足腰を鍛え健康増進に取り組んだりしています。

 

事務局:健康維持のために無理なく楽しみながら体を動かすことは大切ですね。ご入居者の健康づくりのため、運動のほかに大切にしていることはありますか。

 

星野健康の土台となり、生活に楽しみをもたらしてくれるものとして、食事内容には工夫を凝らしています。直営の厨房で食事を提供し、管理栄養士が1日のカロリーや塩分等をしっかり計算して栄養バランスの取れたメニューを考え、ご入居者の健康づくりにつなげています。献立表にもカロリー・塩分量の記載があるので、ご入居者自身も1日の食事のバランスを考え、メニューを選択し、自然と健康的な食事習慣を意識するようになっています。また、毎週火曜の夕食は「お楽しみメニュー」と称して、追加料金なしで、旬の食材を取り入れた普段より豪華なお料理を提供し、ご入居者からは好評です。地元の新鮮な野菜や季節を感じる旬の食材も積極的にお出しすることを心がけています。厨房はホーム直営なので融通が利きやすく、きめ細やかな食事サービスを提供することができます。

 

事務局:ご入居者は美味しい食事を楽しみながら、自然と体調管理もできるわけですね。運動面からも食事面からも、充実した暮らしをサポートされているのですね。

 

-安心して暮らしていただくために-

事務局:あんしん宣言の最後の項目にある運営上特に力を入れている事項として「建物内にあるクリニックと介護老人保健施設を中心に医療支援に特化し、入居者の健康をサポートしています」とありますが、取り組みの内容についてお聞かせください。

 

星野:冒頭でもお伝えしたように、ホームには介護付有料老人ホーム、内科クリニック、介護老人保健施設があり、病気になったり介護が必要になったりしても安心して生活していただくことができます。ご入居者は、ホームにある内科クリニックをかかりつけ医として利用していただき、詳しい検査や治療が必要な場合は、適した専門機関、医療機関を紹介しています。

ホームでは健康管理室が医療支援の中心となり、スタッフがご入居者のご希望をお伺いし、施設内外の医療・介護機関とスムーズに連携しながら、ご入居者お一人おひとりに寄り添ったサービスの提案を行っています。

 

事務局同じ建物内に内科クリニックがあるのは本当に便利ですね。受診時のサポートはどのようにされていますか。

 

星野:お一人でクリニックに行くのが難しい場合、健康管理室のスタッフが付き添って受診します。クリニックでもらった処方箋はフロントに出していただければ、提携している薬局がお部屋まで薬を届けてくれます。時には、薬剤師から電話がかかってきて、ご入居者のお薬の内容について問い合わせや相談を受けるケースもよくあります。その時は、ご入居者にお薬をお渡しする前に、薬剤師と健康管理室が薬の内容についてやり取りしご入居者を支援しています。お薬の内容が理解できないご入居者には、健康管理室がお薬を届け、ご入居者にお薬の内容や飲み方について説明をしたり、お預かりして管理をしています。

クリニックに通院していてご入居者の病状に変化があった場合には、専門的な病院を紹介してもらい、一歩進んだ治療が受けられるようにサポートします。

 

事務局:お薬の管理は大変な部分ですが、健康管理室のサポートがあると安心できますね。住宅型有料老人ホームのご入居者が、同じ建物内の介護老人保健施設を利用することもあるのでしょうか。

 

星野:病気やけがで入院していたご入居者が退院される際、急に住宅型の一般居室で生活するのが困難だったり不安を感じたりすることがあります。そういった場合は、いったん介護老人保健施設(別途契約)をご利用いただき、リハビリや生活支援のサービスを受けていただいて、自立した生活が送れると判断したタイミングで住宅型の居室にお戻りいただいています。ワンクッション挟む場所があるというのは、サポートが必要で不安を感じているご入居者にとっては、安心材料になっていると感じます。

また、要支援や要介護の認定を受けたご入居者は、介護老人保健施設を利用して、理学療法士によるリハビリを受けていただくことができます。ご入居者の身体の状況に合わせて、手や足の筋力を鍛えていただけるので、身体機能を維持することに役立っています。

建物内には居宅介護支援事業所もあるので、そちらからヘルパーを派遣してもらうこともできますし、別の、地域の居宅介護支援事業所のヘルパーを利用しているご入居者もいます。住宅型有料老人ホームの場合、ケアマネジャーやヘルパーを派遣する事業所を自由に選択できるのが良い点だと思います。

 

事務局:住まいであるホームと連携する施設が協力し、ご入居者お一人おひとりと丁寧にやりとりをしながら、健康をサポートしていることがよく伝わってきます。他に、医療法人が経営することの強みはございますか。

 

星野:コロナ禍では、感染者を受け入れる病院が無くて世間では大変な状況でしたが、経営母体の医療法人が運営する病院があるため、当ホームでは、病院で受け入れを断られることなく、安心して医療支援を受けることができました。

住宅型有料老人ホームを入り口に、介護付有料老人ホーム、介護老人保健施設、連携する病院など、その時の状況に応じた選択肢がたくさん用意されていて、フレキシブルに活用することができるのは、聖蹟プライムコート東大宮の強みです。

 

-入居者同士のコミュニティ-

事務局ご入居者同士の交流についてお聞かせください。

 

星野:コロナ前はホーム周辺の自然をめぐる自然観察会を行っていました。コロナが落ち着いてきた今、ホーム外でのイベントを徐々に再開したいと考え、見沼区の地域のボランティアの方に色々な植物や史跡の説明をしてもらいながら近隣を散策する「見沼の自然を歩こう」というイベントを計画中です。ご入居者の皆さんにホームの外を歩いていただこうと、スタッフ皆で知恵を絞って新しいイベントを企画しています。

また、ご入居者が特に楽しみにしているイベントとして、毎年1月に行う「マグロの解体ショー」があります。マグロを1本購入し、ホームの調理師がご入居者の目の前でさばき、握り寿司にして振る舞います。毎年好評で、ご入居者の皆さんから、「美味しい!」と満足の声をいただいています。

 

事務局:スタッフ同士で知恵を絞りながら、企画したイベントでご入居者が喜び満足いただけるのであれば、スタッフにとってもやりがいがありますね。

 

星野:ご入居者の皆さんは、さまざまな趣味や特技をお持ちなので、自主サークル活動が活発に行われています。麻雀サークルでは、定期的に卓を囲んで楽しそうに勝負に熱中されていますし、メンバーで食事会を開催されることもあります。お酒好きな方が集まる日本酒の会というサークルもあり、月に1回、メンバーが用意する日本酒に合う特別食を厨房にオーダーし、皆さんでお酒を嗜まれたりしています。

運動サークルでは、卓球とビリヤードが人気です。ビリヤード台はロビーにあるため、一日を通して盛り上がっている様子をよく見かけます。どのサークルも、メンバーのまとまりがあって和気あいあいと活動をしています。自主サークルはご入居者同士の楽しい交流の場であり、新しいご入居者がホームに慣れるきっかけにもなっています。

 

事務局最後にホーム運営で心がけていることはありますか?

 

星野:ご入居者お一人おひとりの性格、それぞれ困っていることも違うため、その方個々を大切にし、生活習慣などにも配慮し、どういう対応が良いのかをよく考え、サービスを提供していくことを心掛けています。マニュアルに沿って合理的に動くのではなく、ご入居者、ご家族を含め、皆で考えることで、ご入居者が幸せな生活を送れるように考えています。そのために、医療法人グループの力をフルに活用していきたいと思います。

 

事務局職員間の情報共有はどのように行っているのですか。

 

星野:日々の申し送りは朝礼や夕礼、介護記録で日々の出来事を共有することはもちろん、職員の誰かがキャッチしたことを一人の心に留めず、周りに伝えてみんなで考えることを大切にしています。例えば、日々たくさんのご入居者と接するフロントスタッフが、ご入居者がお出かけする時、顔色が悪いと感じたら、すぐに健康管理室と情報を共有し、スタッフが注意して見守るようにします。

実際にあったケースですが、あるご入居者とフロントスタッフが話している時に、普段はない言葉の詰まりに気がついたことがありました。そこから健康管理室に連絡が来て、「もしかしたら脳に何か異常が起こっているかも」と病院を受診したら、脳梗塞の初期症状でした。脳梗塞はとにかく早期発見が重要ですから、一人ひとりの気づきがいかに大切かを実感した出来事でした。

また、厨房スタッフとも情報共有し、ご入居者の体の状態や生活状況について変化があった時は、職員同士で連携を取り、迅速に対応するようにしています。「食事を注文しているのに、ご入居者が食事に来ない」とレストランから連絡が入ったので居室を確認すると、ご入居者が倒れていたこともありました。

健康管理室だけがご入居者の健康を気にしているのではなく、スタッフ全員でご入居者を見守ることが大切だと思っています。

 

事務局:聖蹟プライムコート東大宮では、多角的な医療サポート体制を整え、ご入居者お一人おひとりの健康や人柄を重視して、職種の垣根を超えたきめ細かいサービスを提供し、ご入居者が安心して快適な暮らしができるよう取り組んでいることがよくわかりました。これからもご入居者が「安心・安全に暮らせる」ホーム運営を期待しています。本日はお忙しいところお話をお聞かせいただきましてありがとうございました。