個人のお客様・消費者向けサイト

文字サイズ変更

背景色変更

03-5207-2763

月~金曜日(祝日、年末年始を除く)午前10時~午後5時

お問い合わせフォームのアイコン

メニュー

お問合せはこちら:03-5207-2763

文字サイズ変更

背景色変更

※当サイトは、WebアクセシビリティJIS X 8341-3 (WCAG 2.0)に準拠しています。

お知らせ

会員ホームインタビュー記事「明日見らいふ南大沢」

取組み宣言と自主点検

明日見らいふ南大沢

「安心して暮らしを楽しんでいただくために」

 

有料老人ホームへの入居を検討されている皆様にあんしんできる住まい選びをしていただくため、協会で実施している【あんしん宣言】に取り組まれているホームをご紹介します。

 

あんしん宣言とは、法令等に基づき6つの項目について、ホームが自ら点検を行うことで、入居者に安心・安全をお届けするものです。詳細は「こちら」をクリックしてください。
「明日見らいふ南大沢」の【あんしん宣言】は「こちら」よりご覧いただけます。


今回ご紹介するのは202312月に【あんしん宣言】された、介護付有料老人ホーム「明日見らいふ南大沢」(東京都八王子市)です。南大沢は、都心へのアクセスがよく、周辺には大規模商業施設や大小さまざまな公園があり、利便性と豊かな自然環境が両立した環境。入居時自立型のホームなので、ご入居者は自分のペースでのびのびと過ごしながら、お出かけや趣味を楽しんでいらっしゃいます。

 

「明日見らいふ南大沢」支配人の安達美由紀さんに、ホームでの取り組みについてお話をうかがいました。

※「明日見らいふ南大沢」支配人の安達美由紀さん

-介護予防につながるホーム内外の環境-

事務局:まず、ホームの特徴を教えてください。

 

安達(「明日見らいふ南大沢」支配人。以下、安達):一番の特徴は、東京都住宅供給公社が事業主体で、私ども聖隷福祉事業団が運営を受託している点です。東京都で約34万戸の住宅管理を行う公社と、半世紀以上にわたり有料老人ホームを運営する当法人がタッグを組むことで、魅力的な住環境、安心安全な住まい、きめ細やかなトータルヘルスケアをご提供しています。

 

事務局ホームページの写真を拝見しても、緑豊かな環境や立派な建物が印象的ですね。

 

安達ありがとうございます。「明日見らいふ南大沢」は入居時自立型ですので、ホームの暮らしを楽しんでいただくため、建物の共用施設を充実させています。中でも、各種エクササイズ機器を豊富に取り揃えたトレーニングルーム、ジャグジーを備えた大浴場、ガラス張りの開放的な温水プールなどが自慢です。自然と体を動かしたくなり、健康増進につながる環境になっていると思います。

 

事務局南大沢は住みやすいニュータウンとして人気ですが、ご入居者はアクティブにお出かけを楽しんでいらっしゃいますか。

 

安達:はい。京王線で新宿まで約34分という立地なので、都心までお買い物や観劇などに出かける方も多く、お仕事に通っている方もいらっしゃいます。ホーム周辺には、アウトレットモール、映画館、大型スーパー、ホームセンターなどが揃っていて、とても便利です。南大沢駅、多摩センター駅、地域の病院などを循環する専用シャトルバスも1日8便運行しています。また、ご入居者に当ホームの魅力を聞くと、「緑の多さと遊歩道」という答えが必ず返ってきます。ホームの周辺には素敵な遊歩道が整備されていて、たくさんのご入居者がウォーキングを楽しんでいらっしゃいます。

2層吹き抜け・ガラス張りの温水プール

ガラス張りで窓外の緑を楽しみながら運動ができるトレーニングルーム

-職員のやりがいがサービスの質向上につながる-

事務局202312月に【あんしん宣言】を公表していますが、公表した経緯を教えてください。

 

安達:有料老人ホームの数が増えて選ぶのが難しくなった時代だからこそ、24時間安心を提供するという私たちの姿勢を知っていただき、安心して選んでいただきたいと考えて公表させていただきました。

 

事務局【あんしん宣言】の項目(ホームの運営理念、情報公開、入居者の権利擁護、職員の業務スキル向上、適正な入居契約の締結)の中で重点を置いた項目はありますか。

 

安達どの項目も力を入れているのですが、特に一つを選ぶとしたら「職員の業務スキル向上」だと思います。職員の業務スキルが上がることで、サービスの質が高まり、ご入居者の安心安全につながるためです。

 

事務局:職員の業務スキル向上のため、具体的にどのような取り組みをされていますか。

 

安達:聖隷福祉事業団では、新入職員向け、中途採用向け、2年目職員向け、中堅職員向け、マネージャー向けといった階層別の研修を実施しています。また、eラーニングを導入し、忙しい日々の中でも、業務の隙間時間などに各自のペースで知識をアップデートできるようにしています。それから、実務を通してスキルを身につける「OJT」や、中堅の職員がマンツーマンで新人を教える「プリセプター制度」を導入しています。じっくりと相談しながら仕事に慣れることで、スキルを着実に伸ばし、やりがいを感じて働いてもらいたいと考えています。介護業界は離職率の高さが問題になっていますが、当ホームにはベテランから新人までさまざまな年代の職員が揃っていて、トップダウンではなくボトムアップで活発に意見を出し合い、みんなで協力してサービスの質を高めるように努めています。

 

24時間365日の安心を届けるために-

事務局:続いて、【あんしん宣言】の最後の項目にある運営上特に力を入れている事項について、教えていただければと思います。「急な体調の変化や万一の災害に24時間体制で備え、ご入居者の生活をしっかりと見守ります」と宣言していますが、具体的な取り組み内容をお教えください。

 

安達:まず、ホーム内に診療所(聖隷クリニック南大沢1)を併設していて、昼も夜も医師が常駐しているので、体調面で気になることがあれば気軽に相談できます。また、介護士と看護師が24時間365日常駐していて、いざという時にも迅速に対応できる体制を整えています。

 

事務局:日常的な健康管理から急な体調の変化まで、手厚く対応されているのですね。自立の方の場合は、ご自分のペースで生活されているうえ、プライバシーを尊重することも大切ですし、急変に目が届きにくい面もあるかと思いますが、どのように見守っていますか。

 

安達:全てのお部屋には生活リズムセンサーが設置されており、一定時間動きが検知されないと、通知がくるようになっています。また、いつもはお食事にいらっしゃる時間なのに姿が見えないなど、気がかりなことがあれば、まずお電話をして、お電話に出なければお部屋を訪問して、ご様子を確認しています。それから、全ての職員でご入居者の様子を見守り、気になることがあればすぐに共有するようにしています。

 

事務局そうした体制が役に立ったケースはありますか。

 

安達:はい。いつも食堂で朝食をとるご入居者の姿が見えなくて、お部屋に伺ったら転んで骨折して動けなくなっていたことがあり、すぐに病院に緊急搬送して診ていただきました。また、生活サービスフロントの職員が、「●●さま今日はいつもと歩き方と話し方が違う」と気がついて報告してくれたこともありました。そこで病院を受診したところ、脳梗塞が早期発見されてスムーズに治療につながりました。今後も、職員全体でご入居者の様子を見守り、違和感があれば迅速に動くことを心がけたいと思います。

 

事務局:【あんしん宣言】には「災害」という言葉も入っていますが、災害対策についても教えていただけますか。

 

安達:今は想定を超えるような災害が各地で起こっていますので、対策に力を入れなければならないと考えています。そこでまず、水、食料、簡易トイレをご入居者全員×3日分備蓄していています。また、全国17県に多数ある聖隷福祉事業団の他施設、東京都・神奈川県・兵庫県・広島県の4つの住宅供給公社と連携協定を結び、災害時の相互応援ができるようにしています。ご入居者には、「いざという時は聖隷と公社の支援が受けられるので、安心してください」とお伝えしています。

 

事務局:一つのホームだけではなく、助け合えるネットワークがあるのは安心ですね。

 

安達:そうですね。それから設備の面では、屋外に「かまどベンチ」と「マンホールトイレ」を備えています。「かまとベンチ」は、普段は普通のベンチですが、蓋を外すと着火剤や木材が入っていて、網を乗せるとかまどとして煮炊きに使えるものです。「マンホールトイレ」は、マンホールの上に仮設の便座と囲いを設置するもので、非常時にも匂いを気にせず用を足せて、衛生的に流すことができます。いざという時は、ご入居者を最優先にしつつ、近隣の方にも備蓄品や設備を提供し、地域の防災拠点としての役割を果たしたいと考えています。

 

-イベントやアクティビティで楽しく健康増進-

事務局:他に、特に力を入れている取り組みがあればお教えください。

 

安達:当ホームでは、健康寿命延伸につながるイベントやアクティビティサービスなどにも力を入れています。例えば、トレーニングルームでは、強度の異なる3種類の体操プログラムを毎日実施していて、ご自身の体力や体調に合わせて参加していただいています。プールでも、アクアダンスや水中ウォーキングなどのプログラムを、健康運動指導士のもと実施しています。また、「体だけではなく頭の体操も」ということで、計算や書き取りのプリントを毎日用意して、自由に持っていっていただいています。こちらはコロナ禍を機に始めた取り組みなのですが、敷居が低く参加しやすいので、活用率はとても高いです。

 

事務局四季折々の楽しいイベントも開催しているそうですが、特に人気の高いイベントがあれば教えてください。

 

安達:一番人気が高いのは、雨で外出しにくくなる時期に開催している「ジューンコンサート」です。東京都交響楽団さんを毎年お招きして、オーケストラやオペラなどを披露していただくのですが、大迫力の音を楽しめると喜んでいただいています。それから秋の「あすみ秋まつり」は、ご入居者・職員・地域の方が一体となって盛り上がる一大イベントです。焼きそば、ビール、ヨーヨーすくいといった出店を出したり、八王子地域の和太鼓チームなどをお招きして、演奏や演技を披露していただいています。お祭りのクライマックスは盆踊り。この地域はお祭り好きの方が多いので、八王子音頭と東京音頭を踊って盛り上がります。職員は、お祭りの前にご入居者から踊り方を教えていただいています。

 

事務局最後に、ご入居者と接する上で心がけていることを教えてください。

 

安達:ご入居者の皆さまには、「明日見らいふ南大沢」を我が家だと思って、リラックスして過ごしていただきたいと考えています。そこで、お出かけの際は「いってらっしゃい」、帰宅の際は「お帰りなさい」とにこやかにお声がけして、親しみを感じてもらえるように心がけています。それから、ホーム内でご入居者と顔を合わせた時には、そばに行き立ち止まって挨拶することを心がけています。さらに、「今日は暑いですね」「この間のお話はどうなりましたか?」などと一言添えて、ふれあいの時間を増やせるよう意識しています。

 

事務局「明日見らいふ南大沢」では、自分らしく楽しい暮らしを満喫しながら安心して過ごしていただける体制を整えていることがよくわかりました。これからもご入居者が「安心・安全に暮らせる」ホーム運営を期待しています。本日はお忙しいところお話をお聞かせいただきましてありがとうございました。

 

※介護付有料老人ホーム「明日見らいふ南大沢」外観写真

「明日見らいふ南大沢」類型及び表示事項

類型

介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)

居住の権利形態

利用権方式

入居時の要件

自立のみ

利用料の支払い方式

選択方式

介護保険

八王子市指定特定施設入居者生活介護事業者(一般型)

居室区分

定員12

介護にかかわる職員体制

21以上

 【お問い合わせ先】0120-874-555(募集センター/9:001700〈土日祝、年末年始を除く〉)

192-0364 東京都八王子市南大沢3-16-1

「明日見らいふ南大沢」公式ホームページ

 

■職員体制(20257月現在)

看護師(常勤6名・非常勤10名)

37.5時間換算で常勤介護職員52.13人・看護職員10.96人(うち要介護者等対応は、介護職員41.21名、看護職員8.94名)

夜間(1630分~翌朝900分)介護職員5人・看護職員1人、最少時は介護職員5人・看護職員0人、もしくは介護職員4人・看護職員1

 

■協力医療機関 「聖隷クリニック南大沢」※1

■運営 社会福祉法人 聖隷福祉事業団(ホームとは別に設置・運営)

■協力科目:内科、精神科、整形外科

■協力内容:入居前健康診断の実施、総合検診(年1回)及び定期健診(総合健診実施月を除く毎月)の実施、健診に基づく入居者の健康管理・健康相談の実施、入居者の健康増進施設利用時の運動許可判定及び継続管理、入居者の診療指導及び入居者の診断指導及び要介護者等の介護計画への協力、夜間休日に当直医師を配置し、緊急時の対応を実施

■医療費は自己負担です。

 

■協力医療機関 「ふれあい町田ホスピタル」

■運営 医療法人社団 康心会

■協力科目:内科、整形外科、脳神経外科、神経内科、消化器内科、内科(循環器)、泌尿器科、皮膚科、精神科、リハビリテーション科、人工透析内科(専門診療:脳血管疾患等リハビリテーション、運動器リハビリテーション、人工透析(外来・入院)、脊椎・脊髄センター)

■協力内容:利用者の健康面について定期的な診察、健康管理、医療相談、生活指導、他医療機関の紹介等

■医療費は自己負担です。

 

■協力医療機関 「フレンズデンタルオフィス」

■運営 医療法人社団 進歯会

■協力科目:一般歯科、口腔外科、訪問診療、ホワイトニング

■協力内容:訪問診療(週1回)歯科検診(年1回)、口腔審査、虫歯治療、歯周治療、義歯作製・調整、口腔ケア、ブラッシング指導等

■医療費は自己負担です。

 

この記事は参考になりましたか?