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会員ホームインタビュー記事「ディアージュ神戸」

第三者チェック

ディアージュ神戸

「一人ひとりに寄り添い安心を届ける」

有料老人ホームへの入居を検討されている皆様にあんしんできる住まい選びをしていただくため、協会で実施している【サービス第三者評価】を受審されたホームをご紹介します。 

サービス第三者評価とは、ホームが外部の専門家による評価を受けることで、自分たちでは見えなかった改善点に気付き、質の向上に励んでいただくことを目的としている当協会の事業です。詳細は「こちら」をクリックしてください。
※「ディアージュ神戸」の評価結果は本ページ下部よりダウンロードしてご覧いただけます。

今回ご紹介するのは、2024年度にサービス第三者評価を受審された介護付有料老人ホーム「ディアージュ神戸」(兵庫県神戸市)です。2004年に開設したホームで、明石海峡を望む高台に位置し、見事な眺望を楽しみながら暮らしていただけます。約4,900坪の広大な敷地に住宅棟と介護棟を備え、自立の方から要介護の方まで、ご入居者お一人おひとりに寄り添ったサポートをしています。

「ディアージュ神戸」支配人の近藤昌治さん、副支配人の中尾美隆さん、介護グループ長の片岡美佐さんに、ホームでの取り組みについてお話をうかがいました。 

 


※左から介護グループ長の片岡美佐さん、支配人の近藤昌治さん、副支配人の中尾美隆さん(202512月現在)

 

−−眺望と温泉を備えた丘の上の住まい

事務局:「ディアージュ神戸」の特徴を教えてください。

近藤(「ディアージュ神戸」支配人。以下、近藤):明石海峡を眺望できる緑豊かな高台に建ち、居室は全戸オーシャンビュー。瀬戸内海を行き交う船、明石海峡大橋、神戸の夜景などを眺めながら暮らしていただけます。近くには、四季折々の自然を感じながら散策ができる「学が丘緑地」、テニスやグランドゴルフができる「垂水健康公園」があり、ご入居者は散歩やスポーツを楽しまれています。また、すぐ隣には大正時代に開設した伝統をもつ「垂水ゴルフクラブ」があり、ゴルフ好きの方にはたまらない環境かと思います。「ディアージュ神戸杯」と称したゴルフコンペを開催し、職員もご入居者と一緒にコースを回らせていただいています。

事務局:ホームページの写真を拝見しても、眺望が本当に見事ですね。立地に惹かれてご入居を決める方は多いですか。

近藤:そうですね。見学にいらして眺望に一目惚れされる方はたくさんいらっしゃいます。また、高台なので津波の脅威がないのはもちろん、阪神淡路大震災の教訓を受けて安全な立地と耐震性能にこだわって建てられているため、安心できる住まいとなっています。神戸の市街地からは少し離れていますが、午前8時台から午後6時台まで約1時間おきにシャトルバスを運行し、利便性も向上させています。それから、敷地を960メートル掘って湧き出した天然温泉を利用しており、広々とした大浴場では温泉に浸かってリフレッシュしていただけます(加温・循環ろ過)。

明石海峡を眺望できる緑の丘で暮らす

 

−−ユニットケアで心地よい安心をつくる

事務局:第三者評価では、個人情報保護やプライバシー保護への取り組みが高く評価されています。まず、職員の方にどのような指導を行っているか教えてください。

中尾(「ディアージュ神戸」副支配人。以下、中尾):当ホームでは、個人情報やプライバシーの保護を非常に重視しています。そこで全職員を対象に、新規採用時のほか年に1回の研修を実施して、知識と意識を高めています。研修では過去にeラーニングも併用しながら、守るべき各種法令を紹介したり入居契約の内容を振り返ったりもしました。職員同士が大きな声でご入居者の話をしないなど、現場で気をつけるべきことも徹底して伝えます。

事務局:介護棟ではユニットケア方式を採用しているそうですが、どのようなものか教えてください。

中尾:介護棟では、介護レベルが近いご入居者で「ユニット」を構成しています。1ユニットは9戸〜13戸で構成され、89名の専任職員がきめ細かいケアをご提供します。なじみのメンバーとなじみのスタッフで、大家族のようなアットホームな雰囲気のもと、日々の生活を送っていただけます。

事務局:ユニットごとに居室もまとまって配置されているのですか。

中尾:はい。ユニットの皆さで使えるダイニングキッチンやリビングスペースを中心にして、そのまわりに居室が配置されたレイアウトになっています。自室から一歩出れば、家庭的な雰囲気が広がっていて、同じユニットのご入居者や職員と交流することができます。自分の時間を過ごしたいときは、居室でゆっくり過ごしていただけます。

 

介護棟では、皆さんで使えるダイニングを中心に、各居室をぶどうの房状にまるく配置した「クラスター型ユニットケア」を採用。

 

事務局:「園芸療法」もとり入れているそうですが、どのようなものか教えてください。

中尾:介護棟の1階は認知症の方が暮らすフロアで、3つのユニットで構成されています。それぞれのユニットには専用の庭園が付いていて、車椅子でも出入りができます。また、介護棟の屋上にも庭園があります。園芸療法士を中心に、これらの庭では、四季折々の花、果樹の木、野菜などを育てていて、ご入居者に手入れや収穫をお手伝いしていただいています。皆さま、新鮮な空気を味わい太陽を浴びて土いじりをする時間を楽しまれています。

事務局:五感が刺激されて心身とも良い影響がありそうですね。介護のシーンでは、プライバシー保護のためにどのようなことに気をつけていますか。

片岡(「ディアージュ神戸」介護グループ長。以下、片岡):まず、介護サービスを行う時に居室やトイレのドアを必ず閉めるなど基本的なことを徹底させています。それから、女性のご入居者は「女性の職員に介助してほしい」というご希望をお持ちの場合が多いので、同性介助をご提供できるようにしています。なお、認知症の女性ご入居者がご主人を思い出されて男性職員の介助をご希望するなど、中には例外のケースもありますので、お一人おひとりに合わせて臨機応変に対応しています。入浴については、時間を長めに取り、一連の流れを同じ職員がお手伝いするようにして、バタバタせずにゆったりとした気分で楽しんでいただけるよう心がけています。

近藤:介護棟では1階から4階まで全階層に介護浴室を備え、さらに全身浴槽、座浴槽、シャワー浴用具、ウルトラファインバブルで自動洗浄できる浴槽などをそろえています。ですから、ほとんどのご入居者は入浴のたびにエレベーターで別の階に行くことなく、お住まいのフロア内で完結することができます。入浴回数は週に3回を確保しています。お風呂の時間を楽しみにしているご入居者は多く、入浴することで睡眠の質が高まる効果もありますので、ハード面からもソフト面からも入浴介助には力を入れています。

 

−−ご入居者の意見を真摯に聞き続ける

事務局:ご入居者のニーズ把握についても高い評価を受けていましたが、ニーズ把握はどのように行っていますか。

近藤:安心して暮らしていただくためには、ご入居者のニーズをたくさん聞かせていただくことが重要です。そこで、意見箱や運営懇談会でご意見をお寄せいただくほか、外部機関に委託して顧客満足度調査を実施しています。「ホームの職員には直接言いにくい」といったご要望もあると思いますので、第三者の協力をいただくことは必要だと考えています。

事務局:個人的にお話を聞くこともありますか。

近藤:はい。ホーム全体のことではなく、人間関係や体調面など個人的なお悩みに関しては、マンツーマンでじっくりお話を聞いています。開設当初から長く働く職員も多いので、ご入居者との信頼関係が築かれて、気軽に相談しやすい雰囲気があると感じています。

事務局:自立のご入居者の場合、自由度が高い反面で居室にこもりがちになったり、心身の状態の変化を把握しにくかったりする面もあるかと思いますが、どのような対策をしていますか。

近藤:そうですね。相談を待つだけでなく、ご入居者の変化に気がついてこちらからアプローチをすることも大切です。そこで、「最近ちょっと塞ぎ込んでいらっしゃるな」というご入居者がいたら、さりげなくお声がけをしたり、イベントへの参加をお誘いしたりしています。また、居室の消防設備や配管の点検が年に2回ほどあるのですが、必ず職員も同席しています。そして、お掃除や片付けの状況などで気にかかることがあれば職員間で共有し、隠れた要介護サインを見逃さないようにしています。

事務局:自立の方の場合は、プライバシーを尊重しつつさりげなく見守ることがポイントなのですね。ご入居者のニーズを反映した事例にはどのようなものがありますか。

近藤:最近では、「食事内容について料理人と直接話したい」というご要望をいただきましたので、ご入居者と厨房の料理人が直接お話をする「ダイニング懇話会」を開催して、意見を交換していただきました。また、シャトルバスのダイヤを改正したり、大浴場に手すりを追加したりと、すぐにできることは対応しています。お寄せいただくニーズは多岐にわたっていて、お応えするのが難しい内容も多いのですが、真摯に意見を聞き続けることが大切であり、安心感や満足度につながるのだと考えています。

 

−−ご入居者の安心安全を大切に

事務局:今回、第三者評価を受審された感想をお教えください。

近藤:第三者の目で当ホームの取り組みを評価いただき、内部の人間が気づきにくいポイントもご指摘いただけて、非常に勉強になりました。信頼を得るためには、継続的に外部からの評価をいただき、緊張感と向上心を持ち続けることが必須だと感じました。これからも定期的に第三者評価を受け、さらに高い評価をいただくように努力してまいります。

事務局:最後に、お仕事をする上で心がけていることを一言ずついただけますでしょうか。

中尾:私は「ディアージュ神戸」の開設当初から働いていますが、前職はホテルマンです。相手のことを考えて丁寧に接するという部分は同じですが、ホテルの仕事が一過性のものであるのに対し、ホームの仕事は長い年月をともに過ごす点が大きく異なると感じています。その時だけよければいいのではなく、ご入居者の人生にとってプラスになるサービスを心がけ、信頼関係を構築していきたいと考えています。

片岡:私が心がけているのは、ご入居者を知ることです。お一人おひとりのこれまでの生活環境、介護サービスへのご希望などをしっかり把握して、個人を見つめたケアをしていきたいと考えています。中には、自分でお話ができなかったり意思の疎通が難しかったりする方もいらっしゃいますが、「この方は何を考えているのだろう」と私が考え続ける努力をしています。

近藤:「ディアージュ神戸」は、住宅棟と介護棟を備え、末長く安心して過ごしていただくための場所です。そこで、災害対応を重視し、万が一の場合に備えた職員研修や防災訓練に力を入れています。また、これまでにも移乗リフト、見守りセンサー、自動洗浄浴槽、インカムなどの導入を進めてきましたが、職員の負担軽減、事故防止、そしてご入居者の安心安全のため、先端技術を取り入れ続けたいと思います。

事務局:「ディアージュ神戸」では、安心して暮らしていただくため、お一人おひとりに寄り添ったサービスを追求されていることがよくわかりました。本日はお忙しいところお話を聞かせていただきましてありがとうございました。

 

※介護付有料老人ホーム「ディアージュ神戸」外観写真

 

「ディアージュ神戸」 類型及び表示事項

類型

介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)

居住の権利形態

利用権方式

入居時の要件

自立/要支援/要介護

利用料の支払い方式

全額前払い方式

介護保険

神戸市指定介護保険特定施設(一般型特定施設)

居室区分

全室個室

介護にかかわる職員体制

21以上

 

【お問い合わせ先】0120-567-1199:0018:00

655-0004 兵庫県神戸市垂水区学が丘5丁目14

ディアージュ神戸」公式ホームページ

「ディアージュ神戸」サービス第三者評価

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