浦安エデンの園
「全職種で丁寧にご入居者に寄り添う」
有料老人ホームへの入居を検討されている皆様にあんしんできる住まい選びをしていただくため、協会で実施している【サービス第三者評価】を受審されたホームをご紹介します。
サービス第三者評価とは、ホームが外部の専門家による評価を受けることで、自分たちでは見えなかった改善点に気付き、質の向上に励んでいただくことを目的としている当協会の事業です。詳細は「こちら」をクリックしてください。
※「浦安エデンの園」の評価結果は本ページ下部よりダウンロードしてご覧いただけます。
今回ご紹介するのは、2024年度にサービス第三者評価を受審された介護付有料老人ホーム「浦安エデンの園」(千葉県浦安市)です。
1930年創立の歴史ある社会福祉法人「聖隷福祉事業団」が運営するホームで、東京ベイエリアの中核都市である浦安市に立地。徒歩圏内に、ショッピング施設、多彩な飲食店、医療機関、緑豊かな公園などが点在し、便利で快適な「アーバン・シニアライフ」を送っていただけます。
「浦安エデンの園」副園長の佐竹愛さん、運営管理課の横山冬樹さんに、ホームでの取り組みについてお話をうかがいました。
※副園長の佐竹愛さん(右)、運営管理課の横山冬樹さん(2026年2月現在)
−−ご入居者を真ん中においた生活の創造
事務局:「浦安エデンの園」の特徴を教えてください。
佐竹(「浦安エデンの園」副園長。以下、佐竹):2007年に開設した入居時自立型のホームで、60代から100歳以上まで、250名ほどのご入居者が暮らしています。「ご入居者を真ん中においた生活の創造」という施設理念を大切に、お一人おひとりらしさを尊重しながら、充実した第二の人生を送っていただけるよう、サポートしております。お元気なうちに入居するホームなので、アクティビティが充実していることも特徴。さまざまな場所に出かけるデイトリップ(日帰り旅行、別途参加費が必要)、お花見、秋祭り、クリスマスパーティーなどの季節を感じるイベントにも力を入れています。また、体操や脳トレのプログラム、健康寿命延伸についての講演会なども積極的に開催し、介護予防に努めています。
事務局:デイトリップでは、どのような所に出かけるのですか。
佐竹:昨年の例をあげると、アートアクアリウム美術館銀座、深大寺と神代植物公園、牛久大仏、都内イルミネーションツアーなどに出かけました。
事務局:浦安からだと、少し足を伸ばせばワクワクするスポットがたくさんありますね! 続いて、第三者評価で“優れた取り組み”と評価された項目について、お教えいただければと思います。まず、施設理念、経営方針、職員行動指針などを大切にして、ホームを運営していることが高く評価されています。ホームの理念を職員に浸透させるために、どのような取り組みを行っていますか。
佐竹:施設理念や職員行動指針については、入職時の研修の中で丁寧に説明し、接遇やコンプライアンスを含めたホームとしての姿勢をしっかりと伝えています。その後も年に1回研修を実施し、理念や行動指針の内容を振り返る機会を設けています。また、各課の年度始まりの会議には必ず園長が参加して、「よりよいサービスを追求しましょう」と熱い想いを伝えています。
事務局:課ごとの少人数相手に園長からの激励があることで、一人ひとりのモチベーションが高まりそうですね。以下の「職員行動指針」もとても素敵だと思ったのですが、こちらを体現するような取り組みはありますか。
① ご入居者の安全・安心を第一に考え行動します。
② 相手の立場に立ち共感をもって寄り添い行動します。
③ 【もっと良くするために】を常に考え行動します
④ 全課で協力し最善を尽くし行動します。
横山(「浦安エデンの園」運営管理課。以下、横山):当ホームの特徴として、生活にサポートが必要になったご入居者に対して、介護職員だけでなく全職種が一丸となって最適なサービスを考えているところがあると思います。私たちのような運営サイドの人間も、お元気な時からだんだんお身体の状態が変わってきた様子をそばで見ておりますので、積極的に話し合いに参加します。色々な立場で接している職員がいるからこそ、見えてくる部分も大きいと思うのです。また、ご本人不在で話し合いを進めず、ご入居者も交えてお話をして、きちんと納得をしていただいた上でサービスをご提供しています。
佐竹:例えば介護サービスの内容も、「要介護1だからこれは不要」「要支援2だからこれが必要」などと区分で判断せず、お一人おひとりのできることとできないこと、やってほしいこととやってほしくないことを踏まえて決めていきます。ケア会議はいつも白熱して長時間に及びますし、急遽メンバーを集めて会議を開くこともよくあります。
−−食事内容はもちろん食事環境も追求する
事務局:第三者評価では、食事サービスについても高い評価を受けていました。「浦安エデンの園」の食事の特徴を教えてください。
横山:ホームの食事に求められるのは、レストランで食べるような華やかなメニューではなく、毎日食べても飽きない家庭的な食事です。そこで、栄養士と調理師がアイデアを出し合い、栄養バランスが良くて美味しい食事を提供しています。出来合いのものはほとんど使わず、可能なかぎり素材から手づくりしているのも特徴です。
佐竹:家庭的な料理でありながら、季節の食材を取り入れたり、時々華やかなイベントメニューを提供したりして、飽きさせない工夫をしています。やっていることは、家庭での食事づくりととても似ていると思います。それから、レストランはオープンキッチンなので、ご入居者とキッチンスタッフの間に自然に交流が生まれるんです。「きれいな盛り付けだね」「今日のご飯美味しかったよ」「量がちょっと多かったわ」など、ご入居者のリアクションがリアルタイムに伝わるので、食事のニーズを把握しやすいですし、調理師の励みにもなっています。
事務局:嚥下機能に合わせて、ほぐし食やミキサー食の対応もされていますか。
佐竹:はい。常食のほか、配慮が必要なご入居者については、柔菜食、ほぐし食、ミキサー食をご用意しています。ミキサー食になると、素材を感じるのが難しい面もあるのですが、ペーストをお魚の形にしたり海老の形にしたりして、目でも楽しんでいただけるよう工夫を凝らしています。
2026年のおせち折詰
事務局:日常的な対話のほか、年に1回の食事満足度調査、意見箱などを通して食事ニーズを把握しているそうですが、ご入居者の意向を反映した例にはどのようなものがありますか。
佐竹:メニューについては、「故郷の郷土料理を食べたい」「テレビで見た料理を食べてみたい」など、いろいろなご要望が寄せられます。栄養士と調理師はできる限りご希望に応え、リクエストメニューを献立に盛り込むようにしています。また、レストランが古くなってきて、「もう少しリラックスできる空間にしてほしい」というご要望をいただいたので、昨年リニューアルオープンしました。
事務局:食事内容はもちろん、食事をする環境にもこだわっていらっしゃるのですね。
佐竹:はい。リニューアル工事では、照明を調光機能付きのダウンライトにして、朝・昼・晩で異なる印象を演出できるようにしたり、歩きやすい動線になるようにテーブルのレイアウトを熟考したりしました。細かいところでは、テーブルに手荷物ホルダーや杖置きをつけたり、疲れにくい椅子を採用したり。また、「スポットライトが目に当たる」とご意見をいただき、ライトの向きや位置をすぐ変更するなど、入念に食事環境を整えました。ご入居者にも大変好評です。
事務局:自立の方は自炊や外食もされると思いますが、どのようにレストランを活用されていますか。
横山:お元気なご入居者は、ご自分で好きなものをつくって食べたり、近所の美味しいお店に食べに行ったり、自分のペースでお食事を楽しんでいます。そして、スペシャルメニューや好きなメニューの時に、レストランをご利用いただくことが多いです。
事務局:食事の予約はどのようにするのですか。
横山:基本的に、半月分をまとめてお申し込みいただいています。ただ、2日前の正午までは、追加の申し込みもキャンセルもできます。以前は前日まで変更OKとしていたのですが、2日前までに変えたことで、フードロスを大幅に減らすことができました。今の時代、ご入居者の利便性を保ちつつ、SDGsの取り組みにも力を入れることが、社会的に求められていると考えています。
リニューアルしたレストランのご紹介
−−最期の時まで一日一日を大切に
事務局:第三者評価では、看取りケアを丁寧に行っていることも高く評価されています。看取りの方針はどのように決めていますか。
佐竹:当ホームでは、最期の時に関するご希望を伺う書類を用意しており、ご入居者の8割くらいが提出されています。さらに、ご入居時と年に1回、最期の時をどのように過ごしたいかを聞き取り記録しています。また、要介護になってご自分で判断したり発信したりするのが難しくなった場合、ご家族と密に連絡を取り合って、ご支援の方向性を相談させていただきます。ご家族とお話をする中で、「お母さんは本当に音楽が好きなのよ」などとヒントをいただくことも多いです。ご本人はもちろん、ご家族の気持ちも大切に看取りケアを考えています。
事務局:看取りケアで大切にしているのはどんなことですか。
横山:要介護度が進むと、ご入居者が外部の病院に入院するケースも多くなるのですが、皆さん「最期はエデンで迎えたい」とおっしゃるんです。私どもは、ご入居者が当ホームを「一番安心できる場所」だと思ってくださっていることを真剣に受け止め、最期まで安心してその方らしく過ごしていただけるよう、尽力しています。
佐竹:看取り期は、結構長く続くこともあります。医師から「もう看取り期です。食も細くなっていくでしょう」と告げられた方でも、ご家族や職員が心を込めてご支援をすることで、食欲や元気が出てきたり、「次はあれが食べたい」「今度は何をしたい」などと言ってくださることもあります。ですから、一日一日を大切にして、満足いただけるように心がけています。
事務局:終わりに向かうことを考えるのではなく、一日一日をよりよいものにするというのは、素敵な姿勢ですね。
佐竹:ありがとうございます。ご入居者の皆さまは、ご自分のお身体が辛い時でも、職員に優しく接してくださるんですよね。「今日も頑張ってるわね」「いつもありがとう」などとお言葉をいただくことも多く、私たちのほうが元気をもらっているんです。
事務局:ご遺族へのアフターケアにも力を入れているそうですね。
横山:はい。新盆を迎える時にお便りを出したり、季節の挨拶のカードをお送りしたりして、職員も一緒に故人様を忍ばせていただいています。一つの例として、ご存命中に中庭に木を植えたご入居者がいらっしゃいました。ご逝去後も息子さんがたびたび来てその木のお世話をしてくださって、その方のことを思い出す穏やかな時間をご一緒させていただきました。
−−お一人おひとりと丁寧なコミュニケーションを
事務局:今回、第三者評価を受審された感想をお教えください。
横山:「浦安エデンの園」では、第三者評価を定期的に受審して、外部からの目で評価していただくことを重視しています。評価に向けて緊張感を持って準備をすることで、さまざまな取り組み内容をブラッシュアップすることができるので、今後も評価を受け続けます。高い評価をいただくことが、職員のモチベーション向上にもつながっていると思います。
事務局:最後に、お仕事をする上で心がけていることを教えてください。
横山:どんな場面においても、ご入居者に対して敬意を持って接することです。難しいことや厳しいことを言われて困ることもありますが、丁寧に対応をしていくと、人生経験豊富なご入居者から教わることがたくさんあると感じています。ただ中には、「あんまり堅苦しいのは嫌だ」「フランクに接してほしい」とお考えの方もいると思いますので、よそよそしくはならないよう、でも敬意は保つように、適度なバランスを心がけています。
佐竹:私が心がけているのは、ご入居者との約束を守ることです。実は私が若手の頃、作品展に出すレース編みをつくっているご入居者がいらして、「最後のフチのところができない」とおっしゃっていたので、「今度お手伝いします」とお約束したんです。しかし、その方は急に亡くなってしまって、約束を守ることができませんでした。そのことがずっと胸に残っていて、お約束をしたら必ずすぐに叶えること、今日できることは先のばしせず今日やることを心がけています。
事務局:「浦安エデンの園」では、ご入居者お一人おひとりのご希望を大切に、最善のサービスを追求されていることがよくわかりました。本日はお忙しいところお話を聞かせていただきましてありがとうございました。
※介護付有料老人ホーム「エデンの園」外観写真
「浦安エデンの園」 類型及び表示事項
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類型 |
介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護) |
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居住の権利形態 |
利用権方式 |
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入居時の要件 |
自立 |
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利用料の支払い方式 |
全額前払い方式 |
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介護保険 |
千葉県指定介護保険特定施設(一般型特定施設) |
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居室区分 |
全室個室 |
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介護にかかわる職員体制 |
2:1以上 |
【お問い合わせ先】0120-766-165(受付時間9:00〜17:00、土日祝を除く)
〒279-0013 千葉県浦安市日の出1-2-1
●事業者からの解約事項について
入居者の行動が、他の入居者または設置者の役職員の生命・身体・健康・財産(設置者の財産を含む)に危害を及ぼし、ないしは、その危害の切迫したおそれがあり、かつ有料老人ホームにおける通常の介護方法及び接遇方法ではこれを防止することができないときや、入居者またはその家族・連帯保証人・身元引受人・返還金受取人等による、設置者の役職員や他の入居者等に対するハラスメントにより、入居者との信頼関係が著しく害され事業の継続に重大な支障が及んだときに、契約を解除することがあります。
