パック型液体洗剤による事故については、以前から注意喚起がなされていますが、改めて国民生活センターから注意喚起がありましたのでお知らせします。
2015年3月、消費者庁と国民生活センターは、子どもが濃縮液体洗剤を水溶性フィルムに包んだ洗濯用パック型液体洗剤(以下「パック型液体洗剤」とします。)を握ったりかんだりしているうちに破れてしまい、被害に遭う事故について注意喚起を行いました。しかし、その後もパック型液体洗剤を誤って口に入れた、フィルムが破れて目に入ったなどの事故が発生しています。
医療機関ネットワーク等には、子どもだけではなく高齢者による事故情報も寄せられています。また、これら以外にも、国内で同様な事故について複数の報告が見られ、子ども がパック型液体洗剤を誤って口に入れ、嘔吐し、誤嚥性肺炎等となった事例や、高齢者が誤って口に入れたことにより化学性肺炎等となり、その後死亡した事例などが報告されています。